会社経営のこと
生きること

人と人がつながる共同市場
フタコマルシェ

スタジオネオもテレワークが続き、オフィスの有効利用として今年6月から始めたのが、共同市場futaco marché(フタコマルシェ)をレンタルスペースとして貸し出しての開催です。
2年前に二子玉川にオフィス移転してから、この地域の方とのつながりが多くありました。そこでご縁をいただいたのが二人のお子さんの子育てや、地域住民とのつながりの中から活動を広げている一人の主婦みさとさん。

隣の人と助け合って生きていくこと、人の体にも環境にも優しい食材や商品を選ぶこと、そのいいものをみんなに共有していくこと、人と人とのつながりを大切にする生き方から自然発生的にみさとさんの周りに多くの人が集まりコミュニティができあがっていました。

その1つの形がこのフタコマルシェ。始まりは、コロナの影響で飲食店からの注文が大きく減っていた豊洲市場の仲卸業者さんと、たまたま子どもを通じて関わりをもったみさとさんが出会い、「だったらその質の高い新鮮なお魚を直接買おう!」とはじまり、やがて友達の中で口コミで広がり、気がつけばコーポラティブハウスに住むみさとさんの家に多くの友人たちが集まるようになっていました。広がりはさらに大きくなりもっと広い場所で開催しようとの相談から、スタジオネオで月に2回、期間限定で開催することになりました。

フタコマルシェのロゴも、みさとさんの「人と人が手をつなぎ、共同体を作っている様子」という言葉から、スタジオネオで制作しました。
いろんな色をして、いろんな大きさをしている人たちが、手を携えて輪を作っている様子は、私たちスタジオネオが理想とする姿です。

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futacomarche は、繋がりある人から繋がりある商品を交わす二子玉川エリアで行われる共同市場です。 マルシェを行き交う人、マルシェ出店者・出店品の調和を大切にしている事が最大の特徴です。商品の往来 (売買)よりは、商品に込められたストーリーやメッセージを届ける事がこのマルシェでの目的です。
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このコンセプトにある通り、フタコマルシェでは2つの豊洲の仲卸業者さん(熊梅さん、丸七さん)の他、京都丹羽のオーガニック農園で作られた豆乳マヨネーズ、イタリアプーリア地方から届いた新鮮なトレリオリーブオイルなど鮮魚に合う食材なども揃い、「美味しい食べ方」を販売者さんから直接教えてもらったり仲間同士でも教え合う共同体がここで実現されています。

コロナの影響により人の孤立も問題とされていますが、人と人とが会うこと、つながることの大切さとそれがもたらす心の豊かさがここにあり、何ものにも替えがたいものである事を感じます。

詳細情報:
フタコマルシェ Instagram
株式会社熊梅 Instagram
from the farm 京丹波 髙橋農園

 

 

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