テレワークが始まって2ヶ月。緊急事態宣言も解除されて、新しい働き方について検討すべく、社内アンケートを行いました。
そして、この結果を受けて、今日は一人ずつとオンライン面談。
このグラフには表れないものも見えてきました。
チャットツールや、テレビ会議での画面共有ができれば、かなり効率的な仕事ができます。
明確な指示をして、指示を受けた側が確実な仕事をする、というモデルでは、テレワークはチームとして十分な成果をあげられることは、私の実感の通りの結果でした。
一方での課題は以下の3つ。
1、教育・指導
今年は新卒社員が1名入り、彼女の指導はSkypeの画面共有をしながら、先輩が指導していています。
技術の伝達という点では、かなり効率的なツールなのですが、指導する側は、相手の表情が読み取れないので、一方的に説明してしまうことへの不安があるようでした。
2、社内全体の空気を読み取れない
7名のスタッフが同じ空間にいると、忙しそうな人、余裕がありそうな人、というのが目で見て判断できて、それによって、
「今は声をかけるのは避けておこう」とか、
「暇そうだから、これをお願いしよう」
といった判断ができるのですが、それが読みずらく勘違いな配慮で、非効率な状態も生まれています。
3、一緒に考え作り上げる
顔を合わせてアイデア出しをして、その場の空気を感じながら、次のアイデアが生まれる、あの感覚。
オンラインでの難しさも上がってきました。
あとは、
・往復3時間を通勤に当てている、子育てママ
・都内に仕事にいくこと、人に会う事に刺激を求める20代前半女子。
・自分一人で完結できる制作タッフ
・社員同士のコミュニケーションの中で、自分の任務が果たせる職種
それぞれによって結果が違うことです。
そして、今の二子玉川の高い家賃のオフィス。
これが必要なのかというのが、私の大きな疑問でした。
今の私の気持ちは。
人が集うことが大切なことを実感し、その場所として今のオフィスが最高の空間であることを感じています。
このオフィス空間を維持し、活用する工夫についても、考えていきたいと思います。