スタジオネオのテレワークも定着し、改めて仕組みを整えたいと、東京都のワークスタイル変革コンサルティング全5回受けました。コンサルタントに現状を伝え、課題の把握、改善、定着させるためのサポートを受けるというものです。
スタジオネオでは、テレワーク自体はすでにスムーズに行い成果もあげ、在宅勤務手当の支給も始めるなど私の常識的な判断で、でも手探りで、なんとか行ってこれました。
ただ就業規則が在宅勤務を想定していたものにはなっておらず、一度しっかり制定しておきたいと思い、東京都の無料サポートということで、このサービスを受けました。
その中で、コンサルタントの方からの勧めで、「従業員幸福度(EH)調査」〜コロナ禍でどう「働く幸福度」は変化したか 〜の調査を行いました。イーハピネス株式会社による調査で、全従業員がアンケートに回答します。
その報告が先日上がってきましたので、抜粋でご紹介します。
1、コロナ禍によって従業員幸福度は、どう変化したか
一般的に多社がコロナ禍で幸福度の低下が目立つ中、スタジオネオでは、むしろ全般的に幸福度が向 上していることが顕著な特徴。 特に総合幸福度、私生活の幸福度の向上が著しい。
2、現在と将来の従業員幸福度
現在の実感:
「働く幸福度」が一番高い。コロナ禍の状況にあっても、従業員は幸せであると自覚していることがうかがわれる。
将来の予測:
全般的に幸福度は極めて高いものの、「働く幸福度」において現在のよりも将来の幸福度が低くなっていることが残念。未来の社会や経済の不安があるのかもしれない。
3、コロナ禍による職場の状況で、やってもらって助かった、うれしかったこと
以下ポイントが高かった順。()内の数字は、他社比
- テレワーク(在宅勤務等)勤務制度の新設、拡充、利用拡大(+60%)
- ポストコロナ、ウィズ・コロナ時代に対応する長期展望、ビジョン、経営理念の明示(+32%)
- 業務の効率化・IT化、オンライン化による出社不要化(+29%)
- 対面での顧客対応の廃止、オンライン化(+21.8%)
- 仕事量の激変を緩和する職務割り当ての柔軟な調整(+20.4%)
- 職場環境の感染対策の徹底(+5.6%)
- 売上、仕事量の減少にかかわらない賃金の維持・保証(+2.4%)
4、コロナ禍による職場の状況で、やってもらえなくて不安、不満、困ったこと
- 職場の仲間との業務上のきめ細かなコミュニケーション
この結果は、スタジオネオの従業員は全員女性で、子育て中が2名という背景もあり、通勤時間がなくなったことで時間にゆとりが持て、有効に使えるようになったということが幸福度を大きく上げた要因と見受けられます。
一方で、テレワークでは仲間とのコミュニケーションが十分で無いという意見もありました。それは会うことで生まれる効果、絆など、大切なものであることを皆が再確認していると思います。感染対策をしながらも「会う」時間を作り、その時間を有意義なものにしていきたいと思います。