デザインの話

デザイナーになる道のりはさまざま。採用時のポイント

デザイナーになるには、美大やデザイン系の専門学校で勉強しなければならないと思う方も多いといますが、必ずしもそうではありません。

スタジオネオでこれまで活躍してきたデザイナーは、一般の大学や短大出身がほとんどです。栄養学科や家政学部の卒業だったり、保育士からWEB制作を学び転身したデザイナーもいます。

高校を卒業するタイミングで進路を定め、20歳前後でデザインを学ぶという経験は、吸収力もあり柔軟なこの時期にとって大きなものであると思います。
私自身もそのルートを歩んできて、この時期に学んだものは栄養となり、今につながっていると感じます。

ただ美大を出ていても、卒業してすぐ一人前のデザインができるわけではありません。社会での実践を通じて経験を積みながら、一人前のデザイナーになっていくのです。
逆に言えば、美大を出ていなくても実践を通じて学び経験を積み、一人前のデザイナーになれるのです。

スタジオネオでは、スタッフを採用する際に重要視しているのは、「今、何かできるか」よりも「今後どのように成長するか」という可能性です。

ものを作るのが楽しいという気持ちだったり、一生懸命にがんばれる前向きな気持ちだったり、謙虚に学ぼうという素直な気持ちを持ち合わせている人は、いろいろな経験を自分の糧にしながら、自然と大きく育っていきます。

また人それぞれ個性が違うのは当たり前で、求めているタイプも1つではありません。チームでプロジェクトを成し遂げていくのですから、得意な分野はそれぞれ違って、全員が集まって完全な円になればいいのです。

スタジオネオでは、未完成ながらも可能性を秘めたスタッフが入社し、アシスタントとして働きながら、1〜2年後にはみな目覚しい成長をみせ、やがて会社には欠かせない戦力として活躍をしています。
またクリエーターとしての仕事は、デザイナー以外にもいろいろな職種があります。HTMLのコーディングや動画の編集、さらに企画や文章の作成、ディレクションなども、人の心にメッセージを届けるためのクリエイティブな仕事です。さまざまな能力を花開かせて、それぞれがチームの中で輝いています。

長い人生、気持ちさえあればいつでも新しい分野に挑戦できる。

スタジオネオのスタッフをみて、それを確信しています。

 

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