毎年1000人規模で、盛大に行われる「国際女性ビジネス会議」。今年はコロナの影響を受け、ZOOMによるオンライン開催となりましたが、オンラインの可能性を最大限に活かした企画に、驚きとパワーをもらいました。

国際女性ビジネス会議のwebサイトは、スタジオネオで制作して7年目になります。
毎年800～1000人の志高い働く女性が参加し、参加者満足度は99%超え！というスーパーイベントで、webサイト制作を通じても、その熱量を感じることができるもので、さらに私は6年前と今年の2回、実際にイベントに参加しました。

6年前の第19回の時は、お台場のホテルの大宴会場での開催。テレビでお馴染みの一流の講師陣をスピーカーに迎え、たくさんの高い志をもつ女性たちが集う華やかなビジネス会議でした。
主催者でイー・ウーマンの代表の佐々木かをりさんが、全精力を注いでいるその思いがこちらにまで伝わってきて、講演者の話にパワーをもらい、そこに参加した女性たちとの交流からは共感と励ましをもらい、感動と感激を胸に会場を後にしたことを覚えています。

そして今年も、すでに昨年から9月27日に例年通り盛大に開催されることが決定していました。
しかし今年の３月、コロナにより世界は一変。

大規模イベントの自粛で、スタジオネオが制作する予定だったいくつかのイベントサイトも中止となる状況でした。
国際女性ビジネス会議はどうするのか？さすがに1000人規模なんて、開催は難しいだろう・・・。
テレワークをしながら、スタジオネオのスタッフたちとZOOM会議でそんな話もしていました。

しかし6月。佐々木かをりさんとのZOOMの打合わせで、オンライン開催で実行するとの言葉が。
オンラインとなってしまって残念、ではなく、オンラインだからこその可能性を見せる会議にしたい。場所に縛られることがないことで、簡単には呼ぶことができない地球の反対側のすごいスピーカーに登場してもらうことができる！そんな新しい形のビジネス会議を実現させたい！その言葉に私も胸を打たれました。

そしてオンライン開催に向けての準備がスタート。
スタジオネオでは、webサイト制作を通じてのお手伝いしかできませんでしたので、実際のイベントがどのように仕上がっているのか、当日までわかりませんでした。

参加費は、オンラインながら3万円との強気の価格設定。（※早期申込み割引価格あり）
例年のリアル開催の場合は、ホテルの食事付きで8万円なので、当然それと比べると安いですが、その価格でどれだけ集まるのか、、、、と思っていたら、なんと1000人近い参加者とのこと。

そのオンラインイベントは、一方的なセミナーの視聴だけでなく、参加者同士の交流の場もあり、そこからは満足と感動の声を聞くことができました。
私も正直、オンラインでここまでのものかと、驚かされるものでした。

 

当日の朝、時間になりZOOMをつなぎ、テレビセットのように華やかに演出されたメインのサテライト会場からスタート。
豪華スピーカーたちは、世界各地からZOOMで登場。
日本語・英語も同時通訳付きで、ZOOMで音声を切り替えられます。

 

円卓会議（分科会）も、自分の興味のあるZOOMのミーティングルームに入ります。出入りも自由。
ゲストによるトークセッションは、きちんと飛沫防止のアクリルパネルで仕切られたサテライト会場から中継。
ランチと、終了前のイブニングプログラムは、参加者の交流の場として、年代別のミーティングルームに入った後、自動的に５人ずつのグループに振り分けられ、初めて出会った人たちと、自己紹介やこのイベントで感じた事など語り、交流を持ちます。
この存在が大きく、一方的に視聴するTVやウェビナーとの大きな違いを感じました。

そしてエンディングは、当日に向けてスタッフたちが準備をしている風景から始まり、当日の様子のダイジェストもすぐに編集し、1日を振り返るムービーが流れて締めくくられます。
最後にイベントの充実感と、感動が心に残る演出でした。

個別のセミナーについては、個別記事にて紹介します。