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共立女子大学 文芸学部メディア領域の月に一度の企画講演で、300名の学生さんたちにお話しさせてもらいました。テーマは、
ウェブサイト制作とアートディレクション
ー理性と情動に伝える技術ー
1990年台後半、インターネット黎明期にデジタルアートでの表現をはじめ、ウェブデザイナーとして仕事をし会社を設立するまで、そして大学院時代に出産し、出産の記録から修了制作と修了論文を書いたエピソードまで交え私のこれまでの歩みを紹介し、現在のスタジオネオでチームで行うweb制作の手法を紹介しました。
デザインを請け負うということは、クライアントのメッセージをユーザーに届ける翻訳者であること。
「表現」と「情報設計」の両方の能力を磨くことが大切であること。
この2つは、人の心に伝えるもの、人の理性に伝えるものであること。
表現を形にするための技術を磨くことも大切。ただ技術は道具の一つであって、その道具を使って何を表現するか考え選ぶことが、AI時代に人間が行うべき大切なことである、根底にあるのは人と人のコミュニケーションであるといったお話をしました。
支配型のリーダーシップではなく、協働するリーダーシップは、共立女子大学が掲げる目指すべき姿であり、まさに私が作り上げたスタジオネオで実践していることでもあると感じています。
20歳前後の感性が豊かで、吸収力と柔軟性があるこの年代の学生さんたちに、少しでも何か感じてもらえることがあれば嬉しいです。
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