生きること

稲盛和夫「考え方」

私が最も尊敬する経営者 稲森和夫氏の訃報が報じられました。
5年前この本に出会い、これらの言葉が今の私につながっています。

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どんな境遇にあろうとも、
愚痴や不平不満を漏らさず、
常に生きていること、生かされていることに感謝すること。

「幸せを感じる心」を養うことによって、
人生を豊かで潤いのある素晴らしいものに
かえていくことができる。

明るい前向きな心には、必ず幸せが宿る。
「できると信じる」ことで人生は開けていく。

努力を惜しまないこと。
誠実で謙虚であること。
自らを常に振り返り、反省をすること。

苦難を耐えて、人は成長する。
人生は心を磨く修行である。
心は成長する。

世のため、人のために行動する。
行動の成功は、その心の美しさによって決まる。

善き思いに満ち、かつ宇宙の波長と同調した時
「多力」という運を味方にすることができる。
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これらの言葉は、私が子供の頃、同居していた祖母から、毎日お風呂の中で話してくれた世界(仏教の教えに近いもの)そのもので、私の潜在意識の中に刷り込まれている言葉の数々でした。
そして会社を経営して10年目に出会った、この稲盛さんの哲学。
この言葉が私の人生の中でつながりをもち、今に流れています。

稲盛さんは亡くなってしまいましたが、その言葉は私の中で生きています。
同じ様に日本中、いや世界の志のある多くの経営者やリーダーたちにもこの魂の種が根付いていることでしょう。
稲盛さんの教えを糧に、私も心を磨いていきたいと思います。

 

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